1979年開催の米国のフォートワース世界選手権国内合宿での竹内由佳(日向由佳)さんと初めてお会いしました。オリンピックを目指して頑張っている中、1980年モスクワオリンピックのボイコット。お互い涙を流したことは一生忘れられません。言わば、戦友?の気持です。
由佳さんが、子どもたちや大人の健康維持のための体操指導を通じて、これまでの経験や学びを社会に貢献していることは嬉しく思っています。私も受講したいぐらいです!
コロナ禍にもま負けず次々と挑戦している姿に感動を覚え誇りに思います。市民の皆様に健康の素晴らしさをお届けください。 応援しています。
昭和31年11月大阪生まれ。昭和43年のメキシコオリンピックでの加藤沢男(かとうさわお)選手の体操演技をテレビで見て、トリックではないかと疑うほど感激し、体操を志す。昭和47年体操の名門清風高校に入学し、本格的に体操に取り組む。高校3年生の時、全日本高等学校体育大会(インターハイ)で清風高校に初の団体優勝、個人総合優勝をもたらす。昭和50年、憧れの日本体育大学に入学するが、2度の大きな怪我に悩まされ一時は体操を断念しようとする。しかし、一冊の本「生きがいの探求」との出会いや、多くの仲間、清風高校の恩師、桑原昭吉(くわはらしょうきち)先生に励まされ体操を続ける。
現役を引退後は、ドイツ留学を経て日体大男子体操競技部の監督として水鳥寿思選手、中瀬卓也選手、内村航平選手らを育てた。平成20年に開催された北京オリンピックの体操男子強化本部長と監督を務め、体操男子団体では総合2位、体操男子個人では内村航平選手が総合2位に入賞。その指導にあたった。
※日本体育大学教授
※(公・財) 日本体操協会副会長
※神奈川県参与
※天皇杯受賞(5回受章)
※内閣総理大臣賞受賞(5回受章)
※紫綬褒章受章(平成17年11月)
※地方教育行政功労者表彰受賞(2011年11月)
北海道に縁のあるオリンピアン、パラリンピアンなどで組織している『北海道オール・オリンピアンズ』では、札幌市と共にオリパラ教育を開催しています。そのオリパラ教育で、竹内由佳さんにいつも積極的にご協力いただき子どもたちに夢を与えてくれています。また、さまざまなイベントにおいても北海道では数少ない体操のオリンピアンとして協力していただき、子どもから高齢者までのリクエストにも柔軟に対応していただいています。評判も抜群です。
アスリートは現役引退後も様々な活動をしている方が多いと思いますが、竹内由佳さんはとにかく活発に活動しており、こちらも元気をいただいております。これからの活躍も楽しみにしております。
由佳さんには、いつも健康増進事業やオリパラ教育に協力いただき感謝いたします。あの小さな体から何故あんなに凄いパワーが出ているのかを、いつも不思議に思っています。そして羨ましいです。これからも持ち前のパワーで北海道の皆さんを元気にする活動を行ってください。益々の活躍を楽しみにしております。
オリパラ教育の様子 (左)鈴木靖さん (奥)竹内由佳
(左)鈴木靖さん (中)竹内由佳 (右)阿部雅司さん
自分は札幌市や名寄市でジュニアアスリートの育成事業や市民の健康増進の為のイベントなどを行っています。その中でも子供達にいろいろなスポーツを体験してもらい自分の得意なスポーツを見つけてもらう「DOスポ!KIDS」と言う企画では竹内さんに指導をしてもらっています。トップアスリートだった竹内さんから教えてもらう子どもたちは本当に幸せだと思います!これからも竹内さんと一緒にスポーツで北海道を元気にしていきたいと思っています!
ノルディック複合競技で3度のオリンピックに出場し、92年アルベールビルではチームが金メダルを獲得したがチームリーダーの自分が補欠になると言う挫折を乗り越え、94 年リレハンメルでノルディック複合団体金メダルを獲得した。引退後は全日本のコーチとして海外を転戦し2014年ソチオリンピックでのノルディック複合メダル獲得に貢献後した。2016年より名寄市特別参与スポーツ振興アドバイザーとして冬季スポーツの普及・育成などを行い北海道のスポーツを盛り上げ、2020年4月から札幌オリンピックミュージアム名誉館長としてウィンタースポーツの普及や2030年札幌オリンピックパラリンピック招致成功に向けてオリパラ教育なども行い機運醸成の活動を行っている。