プロフィール
1979年 フォートワース世界体操競技選手権日本代表
1980年 モスクワオリンピック体操競技日本代表
1981年 モスクワ世界体操競技選手権日本代表
日本体育大学卒業
卒業後はフィットネスインストラクターとして活動
(インストラクター歴34年)
3歳~90歳まで幅広く元気で健康に過ごすための体操を指導している。
1964年東京オリンピックの年に生まれた私は、4年後のメキシコオリンピックで『オリンピック』と『体操』を知りました。そして1972年の札幌オリンピックを観て(当時8歳)、体操のオリンピック選手になりたいと夢をもちました。小学4年生の時、担任の先生から「夢を叶える為には、誰よりも強く思い続ける事が大切」と教えられ、その日から「絶対に体操のオリンピック選手になる!」と思い続けたのです。まさに担任の先生の言葉通りの展開がここから始まりました。
中学1年(12歳)の10月、当時強豪だった福井県に単身体操留学をして、1979年、アメリカフォートワース世界選手権日本代表に最年少15歳でなり、1980年モスクワオリンピック体操競技日本代表に選ばれました。8歳で決意したオリンピック選手です。しかし 日本政府によるボイコットでオリンピックの舞台で戦う夢は叶いませんでした。その後、1981年モスクワ世界選手権日本代表にも選ばれ、日体大進学後は怪我とバーンアウトにより大学2年で選手生活を引退しました。
引退後はスポーツクラブでアルバイトをしながらトレーナーとしての勉強をしました。
選手時代にお世話になっていたスポーツトレーナーに心身共に助けられた事をきっかけに私自身もその道を目指しました。
大学卒業後は 体操選手時代の怪我の後遺症などを前向きに捉え、人の痛みや苦しみを理解しその人のために力を尽くせるスポーツトレーナーでありたいという思いで活動を続けています。
選手として、トレーナーとしての長年の経験を生かして考案したのがオリジナル『ゆるゆら体操』です。 『ゆるゆら体操』は、小さな子どもからシニアまで健康で元気に楽しいライフスタイルを保つことを目的とした体操です。未来ある子どもたちには 心身共に健康で自分の進む道を歩んでいける強い心と体が育つよう指導していきます。また 関わってきた全ての人や環境に感謝の気持ちで『ゆるゆら体操』を通じて社会に恩返しを続けていきたいと思っています。
1979年フォートワース世界選手権女子日本代表メンバー竹内由佳(当時15歳)
※前列右から2人目
1981年モスクワ世界選手権竹内由佳(当時17歳)
※前列左から2人目
1980年モスクワオリンピック代表に選ばれた瞬間
フォートワース世界選手権 ゆか演技